アウター特集

OUTERまとめ MEN'S NAKAGAWA1948

今シーズンのアウターまとめです。重ね着が楽しいこの季節。主役となるのはやはりアウターです。今シーズン豊富に揃えておりますアウターを集めました。HERNO<ヘルノ>,ASPESI<アスペジ>,LARDINI<ラルディーニ>,StileLatino<スティレラティーノ>,BARBA<バルバ>。冬が楽しくて仕方ありません!

HERNO ヘルノ

HERNO

HERNO(ヘルノ)社、1949年ミラノの北に位置する町レーザにてジュゼッペ マレンツィとその妻アレッサンドラによってコートをメインに創業されました。山々に囲まれた町で非常に湿度が高くHERNOのレインコートは非常に重用されました。古くからカシミアやビキューナなどの高級素材を使用したコートを展開。2008年にはニールバレットのコラボを発表。この時にポリエステルにダウンパックを使わずダウンを入れる特殊な技術を採用。従来のダウンの25%軽量化に成功しました。注目のスポーツウエアデザイナー、エロルソンフューを迎えて始まったスポーティーエレガンスで高機能なHERNO Laminarシリーズなどコートとダウンにテクノロジーとクラシックの融合するエレガントなイタリアンスタイルを追求しその品質とクオリティで日本やヨーロッパ世界のいたるところで高い評価を得ています。

ヘルノから生まれたスタイルの粋を集め、定番ワードローブを網羅したメンズの<レジエンド>シリーズなど新たな展開を見せ始めたヘルノ。今回はジレ,パデット,ダウンブルゾン,SUBZEROと当店アウターで一番の品揃えです。今シーズンはレディースも始めました。ここ数年大人気のジレや定番のIACENZA カシミアシルクのダウンも最高です。中でもSUBZEROロロピアーナのウールダウンがルックスが秀逸です。大人な雰囲気がありながら若々しく高級感がたまらなくほかのダウンブランドにはあまり見かけないデザインだと思います。

ASPESI<アスペジ>

ASPESI

ASPESI<アスペジ>は、1969年に創業者のアルベルトアスペジにより、シャツメーカーとしてイタリア・ミラノ郊外で誕生しました。 シンプルで良質なシャツを作るブランドとして名を馳せた後、アスペジ自身のアイデアから生まれた様々なファッションアイテムをリリース。アトリエと工場、本社機能をイタリア・ミラノ郊外のレニャーノに移転した現在も、クラフツマンシップ溢れるモノ作りを行い、シンプルで着心地の良いアイテムを展開し、あらゆる洋服を知り尽くしたミラネーゼの新定番として支持されています。 また、イタリアの各都市、マドリッドをはじめとした直営店のほか、世界中の高感度のセレクトショップで取り扱われており、ベーシックかつ機能的、素材にこだわった服を提供するブランドとして、多くの人々に愛されています。 さらに、ロンドンの先鋭的なクリエイティブ集団TOMATOのアートディレクターDirk Van Dooren氏が、ショップ内のアートディレクションやビジュアルイメージなど様々なブランディングをアスペジと共に監修。ミラノのモンテナポレオ-ネ通りにあるフラッグシップ・ストアの、アートギャラリーの様なユニークかつ洗練された空間は、Wallpaper誌の“Best Store World Wide”を受賞。アートに造詣の深いデザイナーのシニカルな視点と美意識は、商品から空間まで、すべてに行き届き、独自の世界観を作り上げています。

もうM-65と言えばこちらと定着しているASPESI<アスペジ>です。ロンドンの永らく世界最高と謳われるアート集団TOMATOのディレクターを起用するなどモダンな感性も持っています。特にナイロンポリエステルのガーメントダイシリーズが秀逸。Thermoreを使用し環境に危惧しながらも高機能な物作りにも注目です。M-65はまずは取り外し式ライナーベスト付いたがRFD。アスペジのM-65はジャケットに似合うブルゾンというのがコンセプトですがこちらはジャケット無しのカジュアルモデルです。Minifiedジャケットやレプリカが有名な中シルエットは間違いなくこちらのほうが綺麗です。そしてオリーブのNEW FIELD JKTは忠実にASPESIが初めて作ったM-65を再現しながら素材を変えてモダンに仕上げた逸品。ASPESI的オーバーサイズシルエットです。変わり種がBROUGES。ベルギーの軍服をモディファイしたモデルでテクノ感やスポーツ感も漂います。中綿にはドイツで開発された新素材ポリエステルを使用。きっちりクラシックなジャケットスタイルやバッシュなどでスポーツMIXコーディネイトと以外な汎用性が楽しいブルゾンです。ダブルのロングコートはもっともトレンドなコート。こちらとてもとてもおしゃれです。ガーメントダイポリにロング丈。ラグランスリーブがまたいいシルエットに仕上げています。デタッチャブル(取り外し式)ライナーのモデルは春秋冬も着れてとてもとても便利です。

Thermore
高い保温性を保つ為にデザインされた高機能中綿です。ソフトな質感で軽くて暖かく、最高の着心地を提供できるようデザインされています。天然ダウンを使わないという概念と動物愛護の視点からイタリアはもとより、ヨーロッパでは、ダウンに代わる新素材として注目をされている人工ハイテクダウンです。

LARDINI<ラルディーニ>

LARDINI

LARDINI<ラルディーニ>1978年、アンドレア、ルイジ、ロレーナの3人により、イタリア中部マルケ州アンコーナ近くの小高い丘にある街フィロットラーノで、LARDINIは誕生しました。LARDINIはルイジがスタイルを担当し、コンピューターエンジニアの学位をもつアンドレアが技術面と経営を担当、ロレーナが財務経理を管理する小さな仕立て工房としてスタート。その技術力と誠実な仕事振りは評判を呼び、瞬く間に様々なデザイナーズブランドの生産を担当する事となりました。2016年には新社屋を完成させ、約20000平米の生産スペースを誇ります。 イギリス、フランス、イタリア、アメリカのメゾンブランドの生産を担当し、ヨーロッパでも指折りのファクトリーとして知られています。その技術を活かし、1993年、ファミリーの名前を冠したLARDINI をスタートさせます。時代性とテーラリングを融合させたブランドとして、現在もなお、成長し続けています。 サルトリアの伝統を大切にしたヴィンテージ調のファブリック、今までのテーラリングでは考えられなかったファブリック使いは、数多くのデザイナーの生産を請け負ったLARDINIならではのものです。

お次はLARDINIです。今シーズンは2型4生地でチエスターコートをご用意しております。ダブルで一型3生地です。まずはロロピアーナのレインシステムのキャメルコート。高級素材なのに雨にも汚れにも強いレインシステム。あまり気を使わなくていいとか最強ではないでしょうか。次はラルディーニのみの特別生地をつかったヘリンボーンツィード。英国調の生地感とイタリアらしい柔らかい風合いをMIXした生地。トレンドも抑えつつ自己のアイデンティティを忘れないラルディーニらしいコートです。最後はネイビー。ベーシックな生地でコスパにすぐれたアイテム。とりあえずネイビーは何でも抑えとかないといけないのではないでようか。そして定番のスポルヴェリーノ。ツイル調の素材が落ち着いた雰囲気です。当店ではベーシックなチェスターコートはほぼもともとはそういうディテールだということでほぼフラップをチョイスしていたポケットがこのモデルは使いやすスラントポケットです。スーツ以外カジュアルに着るのも定着したチェスターコート。大人らしいラグジュアリーなファッションにLARDINIは素晴らしいです。

StileLatino スティレラティーノ

StileLatino

STILE LATINO<スティレラティーノ> ナポリのATTOLINI家の長男ヴィンチェンツォ アットリーニが2004年に立ち上げたブランドです。ELIGO時代からのハイクオリティーな素材使いを継承し、縫製もナポリの熟練職人の手によって行われています。コンセプトはラテンスタイル。クラシックな素材、昔ながらのテーラードな縫製であってもシルエットは明るく陽気なラテン系をイメージし、オフタイムを意識した、着丈が短めでシェイプされたタイプとなっています。コートもドレスダウン時にでも羽織れる衿方、シェイプ、ディティールになっている。またここ数年はかつて他社が試みる事の無かった事にもトライしています。

スティレラティーノはダブルとシングルピークのコートです。ダブルのカシミア100%はスティレラティーノでも最高級レベルの高級生地をつかった至極の逸品。お父さんのチェザーレさんもスティレラティーノのダブルコートが好きなようですね。ブラウンにブルーペーンが鮮やかな美しい生地。ご来店いただけないとその質感は伝えられませんがまあすごい生地です。スティレラティーノらしいポロコート。これでもお値段定価は少々頑張っています。絶対納得のクオリティをお約束します。もう一つは定番のシングルピークのチェスターコート。スティレラティーノはラペルがすごい綺麗だと思いませんか?ちょうどいい大きさのシングルピークがとてもスタイリッシュな印象に仕上げています。

BARBA<バルバ>

BARBA

BARBA<バルバ>は、1964年に創業した小さなシャツ工場として生まれました。創業者Antonio Barbaは、優れたCamiciaio(シャツ職人)を集め限られた顧客のためのスミズーラのシャツやパジャマを作っていました。1990年兄のRaffaelleは、モデリストとして、弟Marioは、ファブリックのエキスパートとして新しいBARBA<バルバ>のシャツを誕生させます。彼らの若い感性と父の時代から受け継いだハンドメイドのテクニックが融合されクラシックながらもモダンな感性がミックスされたシャツは、一躍イタリアで注目を浴びることとなりました。伝統的なナポリシャツのハンドメイドのスタイル(袖付け、ボタン付け、カンヌキ、ガゼットがハンドメイド)をベースに、トレンドを巧みに取り入れたファブリックバリエーションとタイトなフィッティングや襟のスタイルはバルバのモダンな世界観を表現してます。モダンでありながらハンドメイドのぬくもりの感じられるシャツといえます。

近年はクロージングにも力を入れコート、スーツ、ジャケットと展開しているバルバです。比較的リーズナブルながらバルバらしくダブルのハンドステッチなどディティールにこだわったコストパフォーマンスの高いものつくりでとても好評です。二つボタンのチェスターコートはカシミア100%とロロピアーナのDOESKIN<ドスキン>ロロピアーナのバクトリアン、100%ベビーキャメルの三色をご用意しました。ほかのブランドと同じくカジュアルにも着やすい作りでいろいろと冬を楽しんでいただけるアイテムです。